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【西本忠成 トラとら虎】藤浪1軍でやれんのか? 早ければ3日に昇格だが…

 阪神・藤浪晋太郎投手(24)の1軍復帰が迫ってきた。3日の西武戦(メットライフドーム)に先発する可能性が浮上している。

 「藤浪の次の1軍登板は、チーム、本人の双方にとって大きな意味を持つ。抑えれば先発ローテ強化につながり、自信を取り戻して白星を重ねるかも。逆に相変わらず四球連発だと、また2軍送りになりかねない」と球団OBも注目する。

 40日間の2軍生活ではウエスタン・リーグに3試合先発し、2勝0敗、防御率0・45。計20イニングで課題の四球は9個と大幅に減った。矢野2軍監督は「ファーム相手とはいえ、安定していた。自分なりに配球を組み立て、打者と勝負できたあたりは一番の成果。1軍でもやれる段階にきた」と評価している。

 問題は同じ投球をプレッシャーのかかる1軍でできるかどうか。2軍と違い甘い球は通用しないし、選球眼も良い。出塁を許せば盗塁を警戒しなければならない。昨年から不調が続く藤浪は、制球や走者の足に気をとられるあまりバタバタして本来の姿を見失った。

 「最近の投球を見る限り、フォームのバランスは悪くない。球速は153キロと上々。左打者には外角のスライダーでカウントを稼ぐなど、意図した球を投げられるようになっている。ただ、1軍は結果が全てと、こだわりすぎるとリキんで墓穴を掘るから、あまり勝ちは意識しない方がいい」と先のOBはアドバイスを送る。

 仮に3日の先発だと、12球団トップのチーム打率・279(1日現在)を誇る西武の強力打線を相手に回す。失意のどん底からはい上がってきた藤浪の復活度を計る絶好の機会ではある。(スポーツライター・西本忠成)

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