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大谷、今季メジャー先発最速162・7キロマークも5回5K1失点、勝ち負けつかず (1/2ページ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)は30日(日本時間31日)、敵地でのタイガース戦に5勝目(1敗)を懸けて先発登板。5回3安打1失点、5奪三振と好投したが、雨天中断のため、1-1の同点で降板した。今季メジャー先発投手最速となる101・1マイル(162・7キロ)を記録する力投も、メジャー初の雨の洗礼で勝ち負けはつかなかった。試合は1-6で負けた。

 中9日のマウンド。立ち上がりは、制球が悪く、1回に2四球と盗塁で2死一、二塁とされ、5番グッドラムに中前適時打を打たれて先制の1点を失った。

 しかし、それ以降はスプリット、スライダーが決まり、2回は3者凡退。3回は、2番カステヤノスに落ちないスプリットを左翼線に二塁打されたが、後続を空振り三振と遊飛。4回は5番以降を3者三振に仕留めた。

 この直後に強い雨で中断。メジャーでは中断による投手のコンディション変化に配慮して降板させるケースも多いが、23分間と比較的短かったため、大谷は5回もマウンドへ上がった。

 ここで大谷は、力の投球をみせた。2死から四球の後にまた2番カステヤノスに左翼線二塁打を浴びて、二、三塁のピンチを迎えた場面。3番キャンデラリアに、99・2マイル(159・6キロ)の速球でファウルを奪って追い込み、最後は101・1マイル(162・7キロ)で投ゴロに仕留めた。

 これまでのメジャー自己最速(101マイル、4月24日アストロズ戦)を0・1マイル更新。日本ハム時代には165キロを記録している。

 6回に2度目の雨天中断(41分間)となったところで大谷は降板。投球数は83。毎回奪三振で四球3。防御率は3・35から3・18に改善した。

 ただ、この力投は勝利に結びつかなかった。エンゼルスの救援陣が大荒れでこの回、一気に5失点。「打者・大谷」のいないエンゼルス打線は迫力がなく、3回にトラウトの二塁打とプホルスの適時打で1点を取るのが精いっぱいだった。