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阪神・ロサリオ、Bクラス転落の元凶のひとり 敵を喜ばせるだけ

 阪神は3カード連続負け越しで、Bクラス(4位)転落。元凶のひとりがウィリン・ロサリオ内野手(29)だ。

 17日の横浜DeNA戦(甲子園)も4タコに終わり、最近5試合は20打数1安打とブレーキがかかったまま。前日の試合後、不振の主砲に金本監督は「じゃあ、代わりに誰が(務められるのか)って。代わりもおらん」と頭を抱えた。

 守っても、この日の5回には筒香の一ゴロを体の横で捕ろうとして後逸し、今季失策数はリーグワースト2位の6にのぼる。

 ロサリオは「成績を上げるために何とか練習してやるしかない」と必死に前を向くが、敵は「怖さを全く感じない」と左うちわだ。

 持ち味のバットは打率・224、3本塁打、16打点と理想にほど遠い数字が並んでおり、「悩んでいる空気がこちらにまで漂ってくる。外のスライダーなら何でも振ってくれるし、ストライクゾーンで勝負しなくても十分抑えられる」(DeNAの某ナイン)

 むしろ打率1割台に沈んでいる高山、大山の方が「一昨年、去年の実績を目の前で見せられている分、怖さを感じる。何がきっかけで復調するか分からないから」と話すほどで、ロサリオはチーム内で立つ瀬がない。

 打線の軸に上がり目がないとなると、チームもズルズル転げ落ちる危険をはらんでいる。「僕は選手を信じて辛抱するしかない」という指揮官の心はいつ晴れるのか。(山戸英州)

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