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日大アメフト部“殺人タックル”監督いまだ雲隠れ… コーチも危険行為を念押し 選手は責任感じ退部意向 (1/2ページ)

 今月6日に行われた関西学院大学と日本大学のアメリカンフットボールの定期戦で、日大の選手が、パスを投げ終え無防備な状態の関学大のクオーターバック(QB)に「殺人タックル」をした悪質行為への批判が止まらない。責任者の内田正人監督(62)が試合後に公の場で経緯の説明をしていないことから、矢面に立たされた形の日大選手は責任を感じ退部の意向を示しているという。

 日大アメフト部に抗議文を送付していた関学大アメフト部は15日、日大側から回答を受け取ったと明らかにした。日大アメフト部のコーチが持参したといい、関学大は17日に記者会見を開いて内容を明らかにする予定。

 日大の選手が「殺人タックル」に至った経緯を詳しく報じたのがアメフト専門のデジタル雑誌「ハドルマガジン」。

 15日の記事で複数の関係者からの取材の結果として、「試合に出場したかったら、1プレー目で相手のQBを壊してこい」と試合前日に内田監督が指示していたと明らかにした。当日にも同様の指示を受けたほか、別のコーチも「やらないというのはないからな」と念押ししたという。

 事情を知る関係者によると、タックルした選手は今年は出場機会が減っていた。また家庭の事情で約1週間、練習を休んでいたという。日大は厳しい指導で知られ、チーム内の競争も激しい。当該選手が「精神的に追い込まれていた」ことも一因だと関係者は指摘する。

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