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【江尻良文の快説・怪説】年俸12球団最下位転落でも…「高笑い」の日本ハム

 労組・日本プロ野球選手会(炭谷銀仁朗会長=西武)が15日、加入選手を対象にした年俸調査の結果を発表。注目は3年連続トップのソフトバンクと、最下位から7年ぶりに脱出したDeNA、転落した日本ハムだ。

 支配下登録(70人枠)選手の平均年俸で、1位は7826万円のソフトバンク。5億5000万円の柳田を筆頭に年俸4億円以上が8人もいる。2位は6380万円の巨人。2015年まで12球団トップだったが、今では王国の牙城を揺るがすことはできない。

 対照的に調査開始以来、首位との格差が最大になった最下位争いは波乱。昨年まで6年連続のDeNAがついに最下位を脱し、昨季5位の日本ハムが一気に転落した。

 とはいえ、日本ハムは最下位に悪びれる球団ではない。年俸が高くなり成績と釣り合わなくなると、ビジネスライクに放出する経営方針だからだ。

 年俸の大幅カットは米大リーグに移籍した大谷の2億7000万円、オリックスにFA移籍した増井の2億2000万円。阪神へのFA移籍に失敗した中田の、2億8000万円から8000万円の大減俸分もある。

 しかも大谷のポスティングで2000万ドル(約22億4000万円)の譲渡金が転がり込んだ。最下位転落にも笑いが止まらないだろう。(江尻良文)

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