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阪神・藤浪、2軍で好投も1軍で乱調のワケ… 「ここは遊び場、向こうは戦場」

 不振で2軍調整が続いている阪神・藤浪晋太郎投手(24)が2試合連続で好投。それでも1軍では思うような投球ができないワケとは-。

 15日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(鳴尾浜)に先発して6回1失点にまとめ、「反省すべき部分はあったが感触は悪くない。意図のある投球ができたと思います」と手応えあり。

 最速153キロの直球を軸に、今季2軍初登板となった前回8日のオリックス戦と同じ9奪三振。一方で4与四球に「制球のいい投手じゃないので仕方ないが、もうちょっと減らせれば」と反省を口にした。それでもマウンドでの独り相撲が影を潜め、矢野2軍監督は「想像していたよりもよかった」と評価した。

 かといって、この快投が1軍でも再現できるかといえば、そうは問屋が卸さない。敵陣から投球を注視したソフトバンク首脳陣の1人は、「潜在能力は昔も今も最高級」と認めつつ、「プロの壁にブチ当たっている」と指摘。「2軍では完全に相手を見下ろして投げている。でも1軍打者は踏み込んで来るし、内角を突いてもよけない。言葉は悪いけど、ここは遊び場、向こうは戦場。そこで相手を見下ろさないと、お金は稼げない。そこの意識が足りない」とズバリ指摘した。

 1軍はこの日、先発メッセンジャーが横浜DeNA戦(甲子園)で9回途中まで1失点の力投でリーグトップの6勝目を挙げた。各3勝の秋山、小野が続くが、計算できるのはそこまで。第4の男の復活が待たれる。(山戸英州)

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