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98年仏W杯戦士・山口素弘氏が西野Jに緊急提言 “ビッグ3”も操れる川崎FのベテランMF、気の利く中村憲剛を呼べ 「16強の確率は50%。でも初戦勝てば…」 (3/3ページ)

 --ロシア大会でベスト16進出の確率は

 「50%だね。ただし初戦に勝てれば60、いや70%に跳ね上がる」

 --フランス大会では、選手同士の関係はどうだったのか

 「ヒデ(中田英寿氏)や浩(名波=J1磐田監督)とは、実はW杯のときにはサッカーの話はほとんどしていない。みんなが同じだったら、チームじゃないでしょ。選手たちがお互いをリスペクトして、お互いの良さを引き出そうとしていた。選手として主張することは大切だけど、仲間にとってもプラスになるようなプレーをしなきゃ。今回、それをまとめるのが長谷部だけでは厳しい。となると、やっぱり憲剛は必要だと思うよ」

 ハリル前監督が志向したような、縦のロングパス一辺倒の戦術には必要なかったが、それ以前に回帰するとなれば、攻守の切り替えを担う選手が重要になる。山口氏は、2013年6月を最後に代表から遠ざかっている37歳のベテランMF中村憲剛(川崎)を強く推していた。

 【98年W杯フランス大会】日本代表はアジア最終予選で大苦戦し、加茂周監督を途中解任。岡田武史コーチを昇格させた。イランとのプレーオフに勝ち、悲願のW杯初出場。本大会直前にはFW三浦知良ら3人をメンバーから外した。

 1次リーグの初戦はアルゼンチンに0-1。2戦目もクロアチアに0-1。3戦目はジャマイカに1-2。3戦全敗で決勝トーナメント進出は成らず。

 ■山口素弘(やまぐち・もとひろ) 1969年1月29日、群馬県生まれ。前橋育英高、東海大を経て、1991年全日空サッカークラブ(横浜フリューゲルスの前身)に入団。98年W杯フランス大会日本代表。その後名古屋、J2新潟、同横浜FCでプレーし、07年引退。12年から横浜FC監督。15年から日本協会技術委員。今年から育成部門トップの現職に就いた。

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