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【福島良一 メジャーの旅】大谷がライアン超え! “剛腕の産地”テキサスで101マイルをマーク (1/2ページ)

 早くも、あのノーラン・ライアンを超えた。敵地ヒューストンで行われた24日(日本時間25日)のアストロズ戦で、エンゼルス大谷翔平投手がメジャー移籍後最速の101マイル(162・5キロ)をマークした。

 あれは1974年のことだった。前々回のコラムでも紹介したように、当時エンゼルスのライアン投手の球速をレーザー光線で測定したところ「100・9マイル(162・4キロ)」を記録。史上初めて大台を突破し、ギネスブックにも載った。

 以来、「史上最高の速球投手」と呼ばれたライアンは、史上最多7度のノーヒットノーラン、歴代1位の通算5714奪三振など数々の大記録を樹立。その伝説の速球王に憧れ、特に彼の地元テキサス州から偉大な剛腕投手が次々に誕生した。

 その代表格が、ロジャー・クレメンス。自慢の剛速球から「ロケット」の異名を取り、4人の息子全員に三振を意味する「K」で始まる名前を付け、歴代3位の通算4672奪三振。史上最多の7度もサイ・ヤング賞に輝いた。

 次にライアンとクレメンスを目標にしたケリー・ウッド。98年にカブスでデビュー早々、クレメンスに並ぶメジャー記録の1試合20奪三振をマーク。史上最速の134試合で通算1000奪三振を達成するなど全米に大旋風を巻き起こした。

 さらにテキサスで超高校級投手として騒がれたジョシュ・ベケット。2003年にマーリンズ世界一の立役者となり、ワールドシリーズMVPを獲得。07年にはレッドソックスの世界一に貢献し松坂大輔投手(現中日)らと栄冠を手にした。