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一門名称変更 貴乃花親方、離脱も 「弟子の指導に専念したい」 (1/2ページ)

 これで正真正銘の“一兵卒”だ。「貴乃花一門」の総帥であった貴乃花親方(45)が4月上旬、一門の親方衆に対し「貴乃花」の看板を外し、一門の名称の変更を申し入れて了承されていたことが19日、明らかになった。

 貴乃花親方は、同日、都内の同部屋前で、「(一門名称変更は)事実です。一門を離れるわけではない。弟子の指導に専念したい。弟子たちとともに励んでいく次第です。(後援者には)事前にお話しさせていただきました」とした。

 現在は一門から唯一、阿武松親方(56)=元関脇益荒雄=が日本相撲協会の理事に名を連ねていることから、「阿武松一門」に変更される可能性もあるが決定していない。

 貴乃花親方は、弟子の暴行問題の監督責任などを問われ、春場所後の理事会(3月29日)で2階級降格処分で最も低い階級の平年寄に降格。以降、公に姿をみせていない。新職務は審判委員で、当初は春巡業に帯同することになっていたが、協会側の判断で取りやめになり、現在は部屋で弟子の指導に集中している。

 貴乃花親方が一門名称変更を申し出た会合が行われたのは約一週間前。貴乃花親方から「一連の騒動でお騒がせしたことについて謝罪させていただきたい」と招集された。この申し出に親方衆は驚いたという。

 同一門のある親方は「ご本人が言っているので(一門名称変更は)受け入れる。謝罪の意味やゼロからのスタートという思いではないか。ばらばら(一門解散)になるのではない」と説明している。

 しかし、貴乃花親方は孤高の改革で、突き進んできただけに、いずれは一門から離れて単独で活動する可能性を指摘する声もある。人気横綱として一世を風靡した一代年寄だけに、将来的には阿武松親方が総帥の一門でくすぶることを潔しとしないだろう。

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