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【山崎武司 メッタ斬り 生涯ジャイアン】打者・大谷のスゴすぎる“すり足” メジャーの常識をも変える? (1/2ページ)

 “打者”大谷翔平は米時間16日(日本時間17日)現在、8試合で打率・367、3本塁打、11打点で全米を震撼させている。何がすごいといって、オープン戦で苦労すると、突然、高く上げていた右足を“すり足”に変え、それ以降別人のように打ち始めたこと。

 日本に比べてメジャーの投手のフォームやテンポがバラエティーに富んでいることから「いろんな投げ方にアジャスト(順応)しやすいんじゃないかと思った」と説明し、「形は変わっているように見えますが、そんなに変わっていない。トップに入る過程を省いたくらい。スイング自体はそんなに変わっていないかなと思います」といっているそうだが、とんでもない。

 公式戦開幕直前に打撃フォームをこれほど大きく変えるって、プロで長年キャリアを積んだ打者であっても、そうそうできる芸当ではないのだ。

 オープン戦では、メジャーの投手に対し振り遅れ、詰まらされる傾向が強かった。僕もプロ入り当初そうだったが、振り遅れまいとすれば、始動を早くするという発想になるのが普通である。大谷のように動作そのものを省いてしまうと、上半身によほど力がないと打ち返せない。

 その点大谷は、日本ハムにいた5年間で年々体を大きくしパワーを増していたことを含め、すべてがメジャーで戦うための準備だったのではないかと思えてくるほどだ。

 また、ときどきあっさりと見送り三振に倒れるシーンがあるが、これは狙い球を絞っているから。対戦が少ない中でも相手投手を研究してから打席に入っていると確信するよ。

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