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【江尻良文の快説・怪説】事前公表なし…“ひそかに”行われた12球団代表者会議はワケあり!?

 12球団代表者会議が16日に都内で行われた。キャンプ中の2月21日に沖縄で開催されて以来の会議は、なぜか事前公表なし。野球振興事業のための特別予算の新たな財源として野球クジ導入案が検討されているだけに意味深長だが…。

 日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「機構理事会、実行委員会と違って、何かを決める会議ではないので」と他意はないことを強調。今月下旬にプロ・アマ合同の日本野球協議会が開催されることもあっての12球団代表者会議だったという。

 NPBは特別会計から野球新興に年間約1億円をあててきたが、来年いっぱいで底をつくといわれ、野球振興事業のための新たな財源の選択肢として野球クジ導入案もあるが、具体的な進展はなし。「振興事業の内容。今まで通りにすべてをやるのか。新たにやるのかなどを話し合った」と井原事務局長。

 その他には、2日の実行委員会で検討された、メジャーリーグで公認されている走者のケガ防止用の手の甲が硬い手袋に関し、規則委員会から報告があった程度だというのだから、事前公表なしで行う会議ではないだろう。

 野球クジを導入すれば、反社会的勢力が飛びつくのは目に見えている。昭和の“黒い霧事件”、さらには最近の巨人選手の野球賭博事件など、忘れてはならない忌まわしい経験している日本プロ野球界。野球クジ導入問題は途中経過を含めてすべてをオープンにし、最終結論を出す必要がある。ゲスの勘ぐりを招きかねない、事前公表なしの12球団会議開催など禁物だろう。(江尻良文)

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