記事詳細

石川遼、V逸も「100点のデキ」 国内本格復帰初戦

 惜しくも1打足りずの2位…。史上最年少の選手会長として臨んだ国内ツアー開幕戦。石川遼(26)に悔しい思いはなかった。

 「自分としては必要なときに粘れるパフォーマンスはできたと思っています。いまの自分としては100点の出来です」

 重永を4打差で追った最終日。前半は、目下取り組んでいる打法改造がしっくりいかず、ショットがばらついた。7、14番と大きく右に曲げた。いずれもボギー。父・勝美さんが言った。

 「去年から2度、ガラッと変えた。いまの打法を本格的にやり始めたのは3月くらい。シンプルにフラット(横振り)にプレーン(面)で振るようにしている」

 始めたばかりだから、そう簡単に身につくものではない。父が続けた。

 「時折“昔のクセ”が出る。遼もそれをわかっている。でも曲がっても小手先の調整はしない。絶対に“昔には戻さないゾ”という気持ちでやっている。時間がかかるかもしれないけど、それは大事だと思う」

 前傾姿勢を保ったまま肩を回し、開きを抑えてクラブフェース面を安定させる。何千球、何万球も打った。無理をしなければできないことを、自然にできるように体に染み込ませている“最中”なのである。

 遼も自覚している。「16番のティーショットから17、18番とショットは全てが良かった。パットは好調なので、次戦からが楽しみ」。16、17番の連続バーディーは、パットではなくショットで奪ったことを自賛。今季初戦は通算11アンダー。今週の「パナソニック」(19日開幕)以降に向けて、何かをつかんだ遼の姿があった。

 選手会長として初めて臨んだ大会。常に多くのギャラリーを引き連れ、何度も沸かせた。米ツアー撤退を余儀なくされたが、国内では遼の存在は大きい。2018年の男子ツアーはやはり“遼タイム”です!! (清水満)

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース