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【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】レスター・岡崎慎司は新生西野ジャパンに必要 プレミアで見事なアシスト

 新生西野ジャパンに、FW岡崎慎司(31)=レスター=が復帰するのではないかといわれてますよね。ハイ、私も呼ぶべきだと思います。

 それを確信させてくれたプレーがありました。プレミアリーグ第33節(7日)、ホームでのニューカッスル戦です。岡崎はベンチスタートでしたが、後半12分に途中出場。2点を追いかけていたレスターは同39分、左サイドからのクロスにファーサイドの岡崎が頭で合わせました。まるで計ったかのようにGKの右横をすり抜けたボールは、そのままゴールへ入ろうかというところで、FWバーディーが押し込み1点差に詰め寄りました。ほぼ岡崎のゴールといってもいい、見事なアシストでした。

 FWにはゴールが必要です。でも、アシストも自信のつく大切な結果のひとつになります。むしろアシストこそ、テクニック的にゴールよりも高難度なものが多い。というのは、シュートを打つときに重要なのは勢いです。しかしアシストには、瞬時の状況判断が欠かせません。

 岡崎のアシストは、まず上がってきたボールの動き、相手GKの動きを予測し、近づいてきた2人の相手DFの位置もインプット。目の前にできたスペースに味方FWバーディーが駆け込んでくることを予想しながら、頭で落とす。すべてが予測通りに進んだからこそ、あのゴールが生まれたのです。

 ■水沼貴史(みずぬま・たかし) サッカー解説者。1960年5月28日、埼玉県生まれ。FWとして日産の黄金時代を築く。日本代表として32試合に出場、7得点。95年横浜マリノスの前期優勝後に現役引退。2006年には横浜Fマリノスのコーチ、同監督も務めた。

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