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大谷、7番昇格でいきなり初二塁打 マルチ、逆転呼ぶ巧打も

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)は13日(日本時間14日)、敵地でのロイヤルズ戦に「7番・DH」で先発出場。開幕から8番だったが、初めて7番に昇格。メジャー初二塁打と逆転を呼ぶ巧打で4打数2安打だった。複数安打は今季3度目で、先発出場全7試合で安打を記録した。打率は・367。試合は5-4で逆転勝ちし、チームは6連勝。

 この日の相手先発は198センチ、100キロの巨漢右腕ジェイソン・ハメル(35)。メジャー13年目で通算92勝のベテラン。2回1死から打席に入った大谷は、外角球を見極め、ボールカウント2-2から、5球目の内角直球(92マイル=148キロ)を詰まりながら左翼線に落とした。ポイントを近くして打つ得意の打撃だった。

 さらに逆転をお膳立てする巧打をみせたのが2点を追う8回無死一塁。剛球中継ぎ右腕グリムの直球をファウルで粘り、5球目の低いカーブを技ありの中前打。後続の適時打と犠飛で大谷が逆転のホームを踏んだ。

 打順は1つ上がっただけだったが、大リーグ公式サイトは試合前に、「大谷が7番に昇格。下位打線で大爆発を続けている」と速報。カブスのダルビッシュ有投手の試合を中継していたシカゴのアナウンサーまでが、「ビッグ・ニュースだ。大谷が7番に昇格した」とコメント。大谷の動向は全米の関心事だ。

 「二塁打はいいところに落ちてくれた。2安打目はちゃんと(チャンスを)つくることができたのがよかった。切れのいいカーブがあるのはわかっていたので、あるかなと思っていた。難しいところをヒットにできてよかった」

 大谷は、休養日のあと、3勝目を懸けて15日(日本時間16日)に先発マウンドに上がる。この試合の前にブルペンで43球を投げた。「いい流れできている。波に乗って良い投球ができるようにがんばりたい」と気持ちを切り替えていた。