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「ちびっこ相撲」女児排除に波紋…逃げ回る春日野巡業部長、協会は報道陣に対応せず (1/2ページ)

 女人禁制問題で揺れる大相撲の春巡業で、今度は力士が土俵上で小学生らに稽古を付ける「ちびっこ相撲」に女子児童の参加が認められなくなっていたことがわかった。日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は12日、安全面に配慮し今回の春巡業から男児のみとしたと説明した。

 4日に京都府舞鶴市で、あいさつ中に土俵上で倒れた多々見良三市長に救命処置を施していた女性が、女人禁制を理由に土俵から下りるよう場内放送で促された問題が波紋を広げている。それだけに、まるで「女人禁制」の矛盾を批判されないように、あわてて女児の参加を断ったように見える。

 芝田山親方は「勘違いされているが、それとこれとは結びつかない。一切関係ありません」と力説したが、昨年の冬巡業を含め、巡業では長年女の子も土俵に上がっていただけに、世論の理解を得るのは難しいだろう。

 「去年の9月か10月には決まっていたこと。元気のいい女の子もいるけど、万が一ケガをして、顔に傷でもついたら大変。安全面を考えた」と芝田山親方。

 女人禁制は公益財団法人としてふさわしくない、との批判の声も上がっているが、「女性を土俵に上げる上げないが、公益性があるないではない。勝手に公益を名乗っているわけではなく、事業内容を説明している」とした。

 一方、お相撲さんに抱っこされた赤ちゃんは「丈夫に育つ」と言われ、女の子の赤ちゃんを関取が抱っこして務める土俵入りは、今回の春巡業でも実施した。

 こうした女人禁制問題とともに注目を浴びているのが、春日野巡業部長(元関脇栃乃和歌)の立ち居振る舞いである。

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