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低迷、阪神・鳥谷崖っぷち 守備固めで辛くも記録更新は継続だが…

 阪神・鳥谷敬内野手(36)は10日の広島戦(甲子園)までの今季9試合で、スタメン落ちが6度。この日は9回に二塁の守備固めで出場し、連続試合出場記録を「1904」に伸ばしたが、シーズン序盤から早くも「崖っぷち」に立たされている。

 昨季、広島戦の打率は・380とチームトップの好相性。しかも相手先発は右腕の薮田。それでも金本監督はスタメン表に西岡の名前を書き入れた。「今、(西岡の)調子がいいしね」

 一方、鳥谷は昨季は遊撃から三塁にコンバートされゴールデングラブ賞を獲得したが、今季は二塁に再転向。西岡、上本らとレギュラーを争う。開幕戦こそ「2番・二塁」で先発出場したが、それ以降は途中出場が多く、完全にレギュラーの座を奪われている。打率・167という極度の打撃不振も一因だろう。

 他球団のスコアラーから「鳥谷を外せば守備力が落ちるから、敵からすればうれしいけど、正直言って彼も気の毒だね。今季の阪神は明らかに攻撃重視。守備のミスを上回るほど得点力があればいいが、簡単ではない」と同情される始末。今季のチーム総得点はリーグ5位の31。1位の広島とは実に20点差も開けられている(10日現在)。

 レジェンドOBの江夏豊氏(69)は「本人が納得しているのであれば、周りはとやかく言うことはないけどな」と心配顔。指揮官の頭を悩ますベテランへの「配慮」がなくなるくらいの打棒復活が待たれる。(山戸英州)

 

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