記事詳細

【西本忠成 トラとら虎】経験豊富な阪神・能見、V左右する「谷間の男」

 阪神は開幕から先発ローテをメッセンジャー、藤浪、秋山、小野の4人で中5日で回しているが、おのずと限界がある。来週には今季初の6連戦を控えており、とても4人では回せない。

 「8日の中日戦と14、15日のヤクルト戦あたりが先発ローテの谷間になる。首脳陣にすれば誰を抜擢するか難しい選択を迫られる。判断を間違えば痛い取りこぼしになりかねない」と球団OBは指摘する。

 谷間を埋める候補者は4人。左腕の能見、岩貞、高橋遥(新人、ドラフト2位)と右腕の才木。それぞれ2軍で調整を続けている。最終的には矢野2軍監督の推薦がモノを言いそうだ。

 先のОBは「実績の能見、復活をかける岩貞、勢いの才木、高橋遥といったところか。4人とも最近の2軍戦で持ち味を発揮しており、矢野2軍監督は人選に迷うと思う」と見る。

 事実、才木は3月30日のオリックス戦で7回1失点。能見は同31日の同戦で6回無失点。高橋遥は4月1日の同戦で7回3失点。さらに岩貞は3日の広島戦で7回無失点と好投している。

 「順当なら経験豊富な能見、岩貞のどちらかが選ばれそうだが、将来性を買って高橋遥を起用するのも面白い」とも先のОBは予測する。

 首脳陣はいずれは、通常の中6日に変更する方針だから、なおさら第5の投手の選択は優勝を狙う上で重要になる。(スポーツライター・西本忠成)

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース