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“角界の常識”に薬なし! 人命よりも女人禁制を優先 市長倒れ…救命女性に「土俵から下りて」 (1/2ページ)

 女人禁制のしきたりも、人命には代えられないだろう。大相撲春巡業が4日、京都府舞鶴市の舞鶴文化公園体育館で行われ、土俵上であいさつをしていた多々見良三市長(67)が突然倒れた。不測の事態を受けて、女性たちが土俵に上がり必死に救護活動を行ったが、2度驚かされたのが、場内に流れた「女性は土俵から下りて」という仰天アナウンス。状況を把握し適切な対応を取れない角界の体質に、もはや付ける薬はない。

 「女性の方は土俵から下りてください!」

 観客席から複数の女性を含む警察官、スタッフらが土俵上に駆け寄り、女性らが心臓マッサージなどを行うその最中、行司らがマイクで複数回、注意した。このアナウンスに場内は騒然となって批判の声が上がり、その後、ネットでも大炎上した。

 土俵上は古くから女人禁制が慣例で、大阪府の太田房江知事は2000年、春場所の土俵上で優勝力士に自ら「大阪府知事賞」を授与することを希望したが、日本相撲協会側から女性であることを理由に断られた例がある。だが、今回は1分1秒が人命に関わる事態だった。

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