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阪神・ロサリオ不振…首脳陣がすがる『落合理論』 「外国人はいま評価するべきじゃない」

 阪神の金本知憲監督(49)は評価が急落中のウィリン・ロサリオ内野手(29)=前韓国ハンファ=を「4番・一塁」に固定して本番に臨むことを決めている。球団OBの間では「オープン戦と公式戦はまったく別。気合が入ってガラリと変わる」「いや、打撃フォームに欠点が目立つ。打線が切れる恐れがある」と賛否両論が飛び交うが、指揮官はいまも変身を信じて疑わない。

 実際、出場したオープン戦13試合でもかたくなに4番から外さなかった。3月17日の中日戦(ナゴヤドーム)では待望の初本塁打。「これをきっかけに徐々に調子を上げてくれるはず」と目を細めたが、以後も内容と結果に変化はなかった。最終成績は打率・143(35打数5安打)、1本塁打、4打点。

 ロサリオにとって日本の投手は想像を超えていたようで、「昨年まで韓国でプレーしたが、日本投手の方がはるかにレベルは高い。すごくスピードとキレがあり、圧倒的にコントロールもいい」と告白。25日のオリックス戦(京セラドーム大阪)でも2打席連続3球三振に倒れ、外角低めのスライダーに手も足も出なかった。

 首脳陣は先日、あるスポーツ紙に掲載された元中日監督・落合博満氏の持論にロサリオを重ねる。「外国人はいま評価するべきじゃない。彼らはまだ準備段階。今日からスタートといわれてガラリと変わる。1年間見て最終的に判断しないと。最高がどこで最低がどこなのか分からないのが外国人」とあった。

 本当にロサリオが変わらなければ、開幕から苦戦必至であることはいうまでもない。(スポーツライター 西本忠成)

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