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【田代学 ダッグアウトの裏側】大谷より酷かった石井一久、1年目のOP戦 失敗から学ぶ姿勢の大切さ (1/2ページ)

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手(23)が16日(日本時間17日)のオープン戦(対ロッキーズ)で大炎上した。1回1/3で7安打7失点。それを上回る「白昼の悪夢」が懐かしく脳裏に蘇り、古いスクラップ記事を読み返した。

 くしくも大谷KOからちょうど16年前の2002年3月16日、フロリダ州ベロビーチ。ヤクルトからドジャースに移籍した石井一久投手は、ヤンキースとのオープン戦で自身初の3連発を浴びた。しかも背番号が「63」「84」「74」というマイナーリーグの3選手。約23分間で6安打6点を奪われ、自己ワーストの2/3回で降板した。

 「こんなところでへこんでいられないから、あしたになったら忘れてます。痛い思いをしたら謙虚に勉強すればいい」

 あくまでプラス思考だった石井だが、大乱調は続いた。マリナーズとの開幕前最後のオープン戦で、5連続を含む8四死球で4安打5失点。82球中46球がボールで、「開幕後はどうなってしまうのか」と心配したことを覚えている。

 ところが、開幕後は初先発から6連勝。4月の月間新人王も受賞した。ジム・トレーシー監督の「これが君たちがいろいろと言っていた投手の実力。公式戦を見ろと言っただろ」というコメントも思い出した。

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