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貴乃花親方、付き人殴打の弟子・貴公俊「謹慎させる」 協会追及の渦中…問われる監督責任 (1/3ページ)

 貴乃花親方(45)=元横綱=が追及してきた相撲界の暴力問題が、自身の部屋に跳ね返ってきた。弟子で東十両14枚目、貴公俊(20)=たかよしとし=が春場所8日目(18日)、東支度部屋で付け人の顔などを複数回殴打していたことが明らかになったのだ。貴乃花親方は一夜明けた19日、同日から貴公俊を休場させることを明らかにした。日本相撲協会は同日、当事者と親方を呼び事情を聴いて処分を検討する。元横綱日馬富士から貴ノ岩(28)が暴行を受け、協会の対応に問題があったとして今場所前に内閣府へ告発状を提出し協会執行部を批判してきた同親方だが、逆に弟子の監督責任を問われる可能性がある。(塚沢健太郎)

 貴乃花親方は19日朝、京都府内の宿舎で詰めかけた報道陣を前に沈痛な面持ちで、「(貴公俊の暴行は)事実です」と認め、同日から休場させることを明言した。

 関係者によると、貴公俊は前日の取組後、付け人を務める同部屋の力士に暴行。5、6発殴ったとの目撃情報もある。付け人は顔が腫れ、口の中を切ってかなりの出血があり、ボタボタと垂れて床に血痕が残った。支度部屋のトイレで血を吐いていたともいわれる。

 貴公俊が付け人を殴ったきっかけは、自分の遅刻にあったとみられる。

 力士は自分の取組の2番前には、土俵下の控えに座っていなければならない。ところが、貴公俊は2番前の兄弟子・貴ノ岩と矢後が土俵に上がっても姿が見えず、境川審判長(元小結両国)が東方の呼び出しに、呼んでくるように指示した。

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