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阪神・藤浪、開幕先発“黄”信号 金本監督は失望感隠せず「ストライク取るのに四苦八苦」

 阪神の藤浪晋太郎投手(23)が先発ローテ入りをかけて21日のロッテとのオープン戦(ZОZОマリン)に登板する。球団OBは「昨年の不振(3勝)で藤浪の立場は変わった。結果が出なければ、開幕当初は先発要員から外される可能性がある」と見る。

 2月のキャンプでは制球難を克服するため、投球フォームの改造に取り組んだ。荒れ球の原因である腕の横振りを、踏み出す左足の位置から変えて矯正するのが狙いだった。言葉にすれば簡単だが、体に覚えこませるには時間がかかる。まだマスターに至らないのは、2度登板したオープン戦の内容でも明らかだ。

 6日の横浜DeNA戦(甲子園)では、3回まで無失点に封じたが、4回に死球をきっかけにリズムを乱す。一、二塁に走者を置きロペスに本塁打を浴びた。

 13日のヤクルト戦(同)では3回まで無失点ながら3四死球。4回には、味方のエラーをきっかけに安打、四死球などで6点を失った。

 球速はMAX156キロを記録するも持続しない。走者を置くと球のバラつきが目立つ。「ストライクを取るのに四苦八苦やもんね」と金本監督も失望感を隠せない。

 16日に藤浪は、予定になかった投球練習をするためブルペンに入った。キャッチボールで得たいい感触を忘れたくなかったからだという。こんな行動からも、自分に適したフォームをまだ模索しているのが分かる。

 首脳陣は藤浪が横浜DeNAに強い実績(通算11勝3敗)から、開幕4戦目の同カード(4月4日=横浜)に先発させたい意向だが、これも21日の結果次第である。(スポーツライター・西本忠成)

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