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ベテラン依存症の川崎 憲剛不在でグループ突破崖っぷち ACL

 J1川崎の“憲剛依存症”は治る兆しもみえない。

 アジアチャンピオンズリーグのグループリーグ第4節(13日)、昨季Jリーグ王者の川崎がアウェーでメルボルンと対戦したが、後半ロスタイムに決勝点を奪われ0-1で敗れた。4試合を消化し1分け3敗、勝ち点はわずか1。残り2試合でグループリーグ突破は極めて難しくなった。

 大黒柱のMF中村憲剛(37)は連戦による疲労を考慮され遠征メンバーから外れていた。

 「勝てなかったことはとても残念」と肩を落としたのは、2季目の鬼木達監督(43)。

 憲剛に代わってチームを引っ張る役割を期待されたのは、2年ぶりに復帰した元日本代表FW大久保嘉人(35)だったが、前半10分に左足から放ったシュートがクロスバーをたたき、同38分には、MF長谷川のクロスに反応したFW知念がシュート、さらに大久保がコースを変えたが、これも相手GKの好セーブに阻まれた。

 「点を取れるチャンスがあった。そこで仕留めないとこういう試合になるのかな」と話すのは、昨季JリーグMVP&得点王のFW小林悠(30)。こちらも連戦の疲労から後半13分からの出場がやっとだった。

 2位との勝ち点差は4。残り2試合での連勝が突破の最低条件となり、憲剛がまたぞろフル出場を求められる。

 その憲剛はこれまでも大事な試合を前に発熱などで体調を崩すことがあった。昨季悲願の初優勝を果たし活躍の場が広がった川崎だが、ベテラン頼みの体質を改善しない限り、これ以上の躍進は望めそうにない。

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