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貴ノ岩に口止め? 何を聞かれても「必死でした。一生懸命やるだけ」 頭のけがに質問及ぶと… (1/2ページ)

 ■大相撲春場所初日(11日、エディオンアリーナ・大阪)

 ほぼ“ぶっつけ”で本場所に臨んだ十両貴ノ岩の初日の相手は、突き、はたきなど、しこ名通りのすばやい動きが得意の翔猿(とびざる)。立ち合いは頭で当たらず、翔猿の当たりを胸で受け一瞬押し込まれたが、そこは幕内上位経験者。右に回りながらいなし、体勢の崩れた相手を一気に寄り切った。

 日大出身でアマ相撲経験豊富な翔猿は「胸を借りるつもりで当たった。でも、いなされた瞬間、違うと思った。格の違いかな」と脱帽した。

 「貴ノ岩の場合、地力がなくなって落ちたわけではない。あのへんで勝つのは当たり前じゃないの」とある親方は苦笑いした。

 師匠の貴乃花親方が場所直前に、内閣府へ告発状提出というオドロキの一手を指した。初日のこの日、京都府宇治市の宿舎には薄暗いうちから報道陣が集まった。貴ノ岩はストレッチ、てっぽう、しこなどでじっくり汗をかいたが、相撲は取らなかった。

 報道陣への対応もなく、3場所ぶりの本場所に臨む気構えもうかがい知れなかった。「本人の気持ち一つで出場が決まった。やってみないとわからない。死力を尽くすということ」とは2日前の貴乃花親方の話だが、相撲を取る稽古はほんの数日だった。

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