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大谷、3回6失点で格下にKO 変わらぬ「ボールとマウンドへの対応が…」

 【テンピ(米アリゾナ州)9日(日本時間10日)=片岡将】エンゼルスの大谷翔平投手(23)は実戦3度目の登板となるメキシコ・リーグのティファナ・トロスとの練習試合に先発し、3回を6安打6失点、3四死球と炎上した。6三振を奪ったが、調整には遅れが心配される。

 昨季のメキシカンリーグ北地区で優勝したティファナは元大リーガーのホルヘ・カントゥ内野手(36)も所属しているが、3Aレベルのマイナー。格の違いを見せつけたい相手だった。

 しかし、1回に簡単に2死を取った後、左打者の3番マーティンに不用意な初球をとらえられた。151キロの真ん中の直球を軽々と右越えに運ばれるソロ本塁打を被弾した。

 2回にはカントゥに126キロのスライダーを打たれて左翼線二塁打のあと、8番のアポダカに右前適時打。さらに捕逸で二進され、1番グリーンに右前適時打を許してこの回2点を失った。

 3回は完全に乱れた。先頭打者に四球を与え、続く4番ハンガードの2球目は、投げた瞬間に「ああっ!!」と声を挙げるほどのすっぽ抜け。1回にも150キロをぶつけていたが、またしても背中に直撃させる死球。2死一、二塁からカントゥにスライダーを完璧にとらえられ、左中間を破る2点二塁打を浴び、8番アポダカには右前適時打でこの回3失点。

 4回60球をめどにしていたが、球数が64となったため、この回までで降板。

 「いいボールと悪いボールがはっきりしていた。ボール、マウンドの違いへの対応に時間がかかる。確実にフィットしてきている。前進しているが、試合レベルで精度よく投げるには数をこなさないといけない」と大谷。最速もこの日は153キロで、本来の球威にはほど遠い。

 この結果には米メディアも怪訝そうな表情。ソーシア監督は「そろそろ浮輪を外して、プールの深いところで泳がせる」と次回登板はメジャー相手になることを示唆していたが、このままでは溺れかねない。

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