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伊調パワハラ騒動、レスリング厳戒理事会でキーパーソン連続直撃 日体大理事長・松浪氏「私には口がありません」 (1/2ページ)

 五輪4連覇の伊調馨(33)が栄和人強化本部長(57)からパワハラを受けたと告発があった問題で、日本レスリング協会は8日の定例理事会で、聞き取り調査を行う第三者委員の弁護士3人を選んだ。異例の厳戒態勢のなか、キーパーソンを連続直撃すると、出てきた言葉は…。

 理事会が開かれた東京都渋谷区の岸記念体育会館では警備の人員を増員、会見場以外での撮影や録音は厳しく制限された。報道陣は100人を超え、物々しい雰囲気に包まれた。

 会合は予定を大幅に上回る1時間45分に及び、第三者委員のメンバーに元福岡高検検事長の有田知徳弁護士、裁判官や検事を務めた政木道夫弁護士、企業法務に詳しい須藤修弁護士の3人を選んだと発表した。いずれもオリンパス損失隠し事件で第三者委員会の委員を務めている。

 終了後の記者会見で副会長の馳浩・元文部科学相(56)は「告発状は協会に直接届いておらず、協会幹部を含め、全文を目にしていない。パワハラってそんなことあったのかと私は思いました。多くの理事は戸惑っている」。伊調については「本人が話しやすい環境、ストレスがかからない環境が望ましい」と話した。

 福田富昭会長(76)は会見せず、取材に「(告発内容は)当たっているところが一つもない。今はコメントを差し控える」とだけ語った。

 告発の背景には栄氏がレスリング部監督を務める至学館大学と、レスリング界の本流とされる日本体育大学の勢力争いも指摘されている。

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