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3横綱全員休場回避も…“異常”春場所 稀勢、6場所連続休場 鶴竜、無気力 白鵬、やっぱり休場 (1/3ページ)

 大相撲春場所(エディオンアリーナ大阪)は予測不能の波乱と混乱の様相の中、11日に初日を迎える。元横綱日馬富士による傷害事件で休養していた十両貴ノ岩(28)の3場所ぶりの出場が9日、ついに決定した。一方、横綱稀勢の里(31)が6場所連続休場を決め、両足親指の負傷で初場所を途中休場した同白鵬(32)も出場可否の判断を、取組編成会議が開かれる“リミット”の9日まで引っ張った末に休場を決めるという異常事態。貴乃花親方(45)と日本相撲協会との確執もくすぶり続けている。

 ■稀勢の里の行方

 最初に休場を決断したのは稀勢の里だった。師匠・田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)が8日、「左胸がなかなか完治していない。本人も出たいとは思っているが、ちゃんとした形で土俵に上がりたいと」と代弁した。

 衝撃なのは、休場の理由が古傷の「左胸」となっていることだ。

 新横綱の昨年春場所、全勝で迎えた13日目に日馬富士に寄り倒され、土俵下に転落した際に左胸と左肩を負傷。強行出場を続けて奇跡の逆転優勝を果たしたものの、代償は大きく、以降は休場が続いている。

 実は左胸が休場理由となっていたのは、全休した昨年秋場所までだった。その後の九州場所や初場所は「腰痛」、「左足首痛」の診断書が提出され、左胸、左肩とは記されていない。

 ある親方は「1年経っても左胸が治っていないとなると、事態は深刻だ。今後も劇的によくなることはないだろう。はっきり言って、次に出場する場所が最後になる可能性が高い。本人もそれを感じているから、おいそれと出場に踏み切れないのだろう」とみる。

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