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ハリル監督、2カ月ぶり来日 苦悩のJ詣で「私は最後の最後まで考えたい」

 背に腹はかえられない。2カ月ぶりに再来日したサッカー日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(65)がここにきてJリーグにご執心だ。

 「日本は(自宅のある)フランスより暖かい。でも、(主力クラスに)故障者が5-6人いる。また、海外組もFW浅野(シュトゥットガルト)やMF井手口(レオネサ)は試合に出場できていない」と悩める胸中を明かした。

 ハリルホジッチ監督は常に「Jリーグは欧州リーグに比べるとパススピードとパワーがない」と見下し関係者をカリカリさせてきたが、今回は再来日したその日(2日)に川崎-湘南(等々力)に足を運び、ゴールを決めた川崎FW小林悠を「体力的にも上がっている」と評価した。鹿島-G大阪(3日=カシマ)、浦和-広島(4日=埼スタ)と2015年3月の就任以来初めて3日連続J1視察を行う。

 Xデーが迫っている。今月14日までにW杯ロシア大会(6月14日開幕)の予備登録メンバー(35人)を提出しなければならない。ブラジル代表はすでに最終メンバー(23人)のうち15人を発表しているが、ハリルホジッチ監督は「私は最後の最後まで考えたい」と本番直前まで決断を先送りする構えだ。

 現状では絶対的エースとしてチームを引っ張る選手が見当たらない日本代表。一方で、MF本田(パチューカ)、FW岡崎(レスター)、MF香川(ドルトムント)のベテラン3人については「ハリルが3人全員をメンバーに入れるとは思えない」(協会幹部)との見方がもっぱらだ。果たしてハリルのお眼鏡にかなうJリーガーは現れるのだろうか。(編集委員・久保武司)

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