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宇野、羽生の子供扱いに怒 珍しく不愉快そうな表情 平昌五輪

 男子フィギュアスケートの宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=は、16日のショートプログラム(SP)で3位。演技後、上位3人が公式記者会見に招かれたのだが、珍しく不愉快そうな表情をする場面があった。

 会見は出鼻からつまずいた。着席した拍子に、名札がテーブルから滑り落ちてバタバタ。あわてて拾うと、海外メディアら100人超の会場に笑いが起き、宇野の表情がこわばった。

 質疑応答は英語中心。宇野は日本語訳のイヤホンを付け忘れて固い表情で前を見据えたまま。羽生に促されて、イヤホンを付けた。羽生にかいがいしく世話を焼かれる姿に、再びクスクスと忍び笑いが広がった。

 宇野はさして発言を求められるでもなく会見は終了。SP2位のフェルナンデス(スペイン)を含めて3人での撮影をリクエストされたが、ぶ然とした表情で会場を去った。

 普段の宇野はここまで感情的な態度をとることはあまりない。しかし、SPは納得のいく演技だったにもかかわらず、得点が伸びきらずに羽生を追いかけるかたちに。羽生は普段は仲のいい先輩なのだが、公の会見で世話を焼かれ、子供扱いされたと感じてプライドを傷つけられたようだ。

 羽生も悪気はないのだろうが、おせっかいなところがある。宇野は羽生と勝負するつもりでいるのに、うっとうしく感じたのだろう。

 「(SPでは)僕の精いっぱいが出せたので、羽生結弦という大きな選手の後ろで精いっぱい頑張りたい」

 気分を変えて、宇野がいつものように笑顔で語ったのは、公式会見後に記者に囲まれてからだった。

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