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年寄会、貴乃花親方の言動を問題視 協会執行部に報告

 日本相撲協会の役員以外の親方で構成する年寄会は16日、東京都墨田区の両国国技館で会合を開き、貴乃花親方(元横綱)が協会の許可を得ていないテレビ番組に出演したことを問題視する意見が出された。

 元横綱日馬富士関の暴力問題に関連し、貴乃花親方は2月上旬に放送された番組に出演。弟子の十両貴ノ岩関が被害を受けた問題について、相撲協会危機管理委員会の調査結果とは異なる見解を述べていた。

 年寄会会長の錦戸親方(元関脇水戸泉)によると、出席者から「ルールを守れないのはどういうことか」に加え、「協会と貴乃花親方の言い分が食い違っている。分からない部分が多い」と調査の経緯説明を求める声も上がったという。同親方は八角理事長(元横綱北勝海)ら協会執行部に報告。春日野広報部長(元関脇栃乃和歌)は「対応については今後調整していく」と述べた。

 貴乃花親方は協会への報告義務を怠るなどの理由で、1月に初の理事解任処分を受けた。2月2日の理事候補選挙では落選した。