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阪神・鳥谷、初めての二塁は大丈夫か? 球団OBは自己犠牲を評価

 阪神・鳥谷敬内野手(36)が沖縄・宜野座キャンプで新ポジションの二塁に挑戦中だ。

 金本監督の当初構想は二塁・大山、三塁・鳥谷だったが、急きょ逆の布陣に切り替え。「その方がチームにとっていいってこと。大山の二塁守備は不安なところがあり、彼の打力を生かすため」と説明したが、昨季ようやく三塁に慣れた鳥谷があおりを食った格好だ。

 それでもベテランは不満を漏らさず「言われたポジションでやります」と優等生発言。球団OBは「キャンプで大山に二塁をやらせ、これは無理と判断したのだろう。鳥谷には迷惑な話だが、大人の対応で練習に励んでいるのは立派だ」と自己犠牲を評価する。

 これまで14年間で公式戦1974試合出場も、二塁を守ったことは一度もない。昨年3月のオープン戦で5試合に試験的に入ったが、2失策を記録するなど戸惑いは隠せなかった。三塁と遊撃の動きが体の左方向に偏っているのに対し、二塁には縦横無尽の動きが求められるからだ。

 その上、「二塁手は併殺プレーなどで故障のリスクを背負う。うがった見方をすれば、将来性豊かな大山には避けさせたかったのかもしれない」とも先のOBは見る。またもチーム事情に振り回される鳥谷だが、「チームのため、優勝するため」の一念で試練に耐える。(スポーツライター・西本忠成)

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