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スノーボード・平野、掴むか億万長者への道 宿敵ホワイトは19歳で家3軒、自家用ジェット 平昌五輪 (1/2ページ)

 銀メダルを獲得した前回の2014年ソチ五輪に続き、決勝に進出したスノーボード男子ハーフパイプ(HP)の平野歩夢(19)=木下グループ=。その技のさえはHP界に一時代を築き、決勝で大熱戦を演じた米国のショーン・ホワイト(31)に勝るとも劣らない。ホワイトは「億万長者」としても知られるが、平野も後に続くことになるのか。

 世界最高難度とされる、軸をずらし、縦に2回転、横に4回転する「ダブルコーク1440」(DC14)を連続でつなぐ演技が平野の最大の武器。

 前回のソチ五輪決勝でスイスの選手に逆スタンスから入る「キャブDC14」を決められ、優勝を逃した。技の進化が著しいHPでは、4年前の優勝者と同等の演技構成では頂点に立てない。そのため、着地の衝撃に耐えるための腹筋トレーニングに力を入れながら、新たな技の習得に励んだ。

 昨年12月に米コロラド州で開かれたワールドカップ(W杯)で、平野は正面から踏み切る「フロントサイドDC14」を初めて試合で決めて優勝を飾った。さらに今年1月28日には、米スポーツ専門チャンネル「ESPN」が主催する賞金大会「Xゲーム」で、先駆者のホワイトですらやったことのない「フロントサイドDC14」と「キャブDC14」の連続技を成功させ、観衆の度肝を抜いた。点数は100点満点で実に99・00点だった。