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阪神・ロサリオ、猛打爆発のウラに球団社長の努力 最初は伝わらなかったが…スペイン語勉強中!

 阪神の新外国人、ウィリン・ロサリオ内野手(28)=前韓国ハンファ=の勢いが止まらない。12日の紅白戦では、昨季チーム最多の12勝を挙げた秋山の外角球を左中間スタンドにたたき込んだ。ここまで実戦3試合に出場し、6打数5安打2本塁打4打点。順調な滑り出しだ。

 来日早々「トロ(スペイン語で『闘牛』)と呼んで」とリクエストした陽気な新助っ人は、キャンプ序盤のシートノックで連続ミスした際、「チョットマッテ、チョットマッテ!」と流暢(りゅうちょう)な日本語を披露。チームになじもうと必死だ。ベテランの糸井には「イト!」と呼びかけてコミュニケーションを図っている。

 一方、そんなロサリオを球団側も全力でフォローする。昨年12月に就任した揚塩健治球団社長(57)は、ドミニカ共和国出身のロサリオを励まそうとスペイン語を勉強中。最初は伝わらなかったが、徐々にスキルアップし、簡単なあいさつができるほどになった。

 別の球団幹部は「同郷のマテオ、ドリスはいるが、今年は外国人野手は1人だけで孤独を感じることもあるはず。社長自身も大きな期待をかけており、少しでもリラックスできるように努めている」。熱狂的ファンと大勢のマスコミが集まるキャンプを順調に過ごせている裏側には、球団トップの気遣いがある。(山戸英州)

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