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スマイルジャパン、遠い五輪初勝利 決勝T進出逃し完全アウェーで合同「コリア」戦へ 平昌五輪

 アイスホッケー女子日本代表『スマイルジャパン』に笑顔はなかった。1次リーグB組で、初戦のスウェーデン戦に続き、12日に行われた2戦目のスイス戦にも1-3で敗れ、五輪初勝利はまたもやお預け。決勝トーナメント進出を逃し、14日の予選最終戦で南北合同チーム『コリア』と対戦する。

 日本は1998年長野、2014年ソチの両五輪でいずれも5戦全敗に終わっている。

 スイス戦で3点ビハインドの第3ピリオド7分に唯一ゴールネットを揺らしたのは、エースのFW久保英恵(はなえ、35)だったが、「本当に悔しい試合だった。早いうちにチャンスがたくさんあった。そこで決めていればもっと違う展開になった」と反省しきり。

 日本は第1ピリオドで、シュート数1本のスイスに対して7本を放ち、相手選手が2人同時に反則でベンチに下がる大チャンスを迎える場面もあったが、決定力不足を露呈。初戦のスウェーデン戦で唯一のゴールを挙げたFW浮田留衣(21)が、反則で出場停止になった穴も小さくなかった。

 第2ピリオド以降は前回ソチ大会銅メダルのスイスに攻め込まれ、地力の差を見せつけられた格好。2連敗でB組の上位2チームがA組の下位2チームと戦う準々決勝進出を逃した。

 14日にぶつかる『コリア』は10日のスイス戦、12日のスウェーデン戦でいずれも0-8の惨敗。世界ランクも韓国が22位で日本は9位と力の差は歴然だが、日本は完全アウェーで、審判の笛が鈍ることも十分に考えられる。久保は「次は必ず勝ちます」と言い切った。2010年に一度引退しながら1年半で復帰し、前回のソチ五輪に続いてチームを牽引しているベテランの言葉を信じるしかない。

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