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大相撲復活のカギ握る柔道界の“素人”再建人 「まだまだ意識遅れてる」とバッサリ (1/2ページ)

 日本相撲協会が相次ぐ暴力問題を受けて設置した、再発防止検討委員会の第1回会合が8日、両国国技館で開催。再建の道しるべとなるのが、同じように不祥事にまみれた柔道界で5年前に断行された“素人”人事だ。

 会合に集められたメンバーは、ソフトボール元女子日本代表監督の宇津木妙子氏ら4人。中でも全柔連の近石康宏副会長にかかる期待は大きい。

 元警察官僚は「全柔連の改革に取り組ませてもらったので、そういう関係で呼ばれたのかなと思う。柔道と相撲は同じように見えてまったく違うと実感している。しっかり勉強して、いい相撲界にしたい」と所信表明。

 2013年に起きた暴力問題、助成金の不正で揺れた全柔連は五輪金メダリストらで占められた執行部が総退陣。後任会長には財界から新日鉄住金の宗岡正二会長が就任し、東大柔道部の後輩にあたる近石氏も招へいされた。選手時代の実績がモノを言う柔道界の序列に縛られず、世間の常識による“素人裁定”で立て直した実績を持つ。

 「柔道も“愛のムチ”を使わなければ強くなれないという風潮は相当あった。意識改革し、処罰規定を作り周知徹底し、柔道界はかなりきれいになった。暴力がなくなっても、女子の代表は強くなっている。士気が上がることがある」と力説。

 まさに今の相撲界に足りない視点だ。昨年10月末に起きた元横綱日馬富士の問題でも、暴力ではなく後輩に対する教育という認識があるなど、一般社会の常識からかけ離れている面が多い。

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