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葛西紀明、日の丸力強く振る 極寒の開会式、覆う熱気 平昌五輪

 【平昌=時吉達也】9日夜に平昌の五輪スタジアムで行われた開会式では、92カ国・地域が参加する中、日本選手団は62番目に登場。選手らは赤いウエアに身を包み、手を振りながらはじけるような笑顔で行進した。

 先頭で旗手を務めたのは、ノルディックスキー・ジャンプ男子のレジェンド(伝説)、葛西紀明(45)。大きな日の丸を力強く左右に振った。入場前には「日本選手みんなが最高のパフォーマンスを出せるように僕も旗を振ってエールを送りたい」と話していた。

 ぴょんぴょん跳ねながら観客にアピールする選手に向かい、貴賓席から見守っていた安倍晋三首相が日の丸の小旗を振って応えた。選手の中には、前回ソチ五輪の開会式には参加しなかったジャンプ女子の高梨沙羅(21)の姿も。高梨は「いつも応援してくれる全国の人たちに恩返しをしたい」と意気込む。

 午後8時からの開会式は、厳しい寒さが懸念されていた。組織委は観客全員に、ブランケットやニット帽、カイロなどをまとめた防寒セットを配布。外壁の周囲を覆う風よけを設け、コンコースには暖房が効いた部屋やストーブを多数用意した。(産経新聞)

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