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【貴乃花親方 反逆の真実】相撲協会中枢に入り込んだ元顧問・小林氏、がんに悩む北の湖前理事長から厚い信頼受け (1/2ページ)

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 業者から裏金を受け取っていたとして、相撲協会から1億6500万円の損害賠償請求訴訟を起こされている協会元顧問の小林慶彦氏(62)=平成28年1月解雇。国技を食い物にしたとして協会側の怒りは大きいが、そもそも、どうやって協会の中枢に入り込んでいったのか。

 関係者によると、小林氏はもともと、台湾やモンゴルで相撲巡業の勧進元を務めるなどしていた。平成14年ごろ、北の湖前理事長(平成27年死去、享年62)を知人に紹介されたのがそもそもの始まりだった。

 2人が特別に親しくなったのは平成18年ごろ。小林氏は台湾を行き来し相撲協会の仕事を手伝ったことで、次第に北の湖前理事長の相談を受けるようになったという。

 小林氏は解雇を不当として逆に相撲協会を相手取って地位確認を求める訴訟を起こしているが(東京高裁係争中)、その訴訟の陳述書で北の湖前理事長について次のように説明している。

 『平成24年、北の湖親方は、2度目の理事長に就任することになったが、大腸がんを患っていたことから、理事選の前は、出馬を悩んでいた』(要旨)

 現役時代は憎らしいほど強いと言われ、引退後も圧倒的な指導力を発揮した昭和の大横綱も、病を抱え、相撲界の将来を憂いながら孤独にさいなまれていた。当時、相撲協会には公益財団法人認定という大きな課題もあった。幅広い分野に顔が利いた小林氏の渉外能力に北の湖前理事長はすがった。

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