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“貴乃花親方の一派”固めた結束力、身内に泣いてもらい恩売る 騒動後初めて見せた笑顔 (1/2ページ)

 ■大相撲初場所初日(14日、東京・両国国技館)

 親方衆の頭の中は、土俵上ではなく、今場所後に控える『理事選』のことでいっぱいかもしれない。理事から2階級降格して『役員待遇』となり、理事選で復活を期す貴乃花親方(45)=元横綱=がどこまで票を固められるかが焦点だが、初日の舞台裏で、一派の結束度のほどを垣間見ることができた。

 先場所まで貴乃花親方は、巡業部副部長で仲の良い玉ノ井親方(41)=元大関栃東=らと巡業部の部屋で安住の地を築いていたが、理事降格で巡業部長を外され、そこにいるわけにはいかなくなった。

 新たな役職は指導普及部副部長。協会執行部の2部屋隣にある役員室が“本拠地”となったが、ある親方が「(貴乃花親方は)ずっと役員室にいたよ。理事会のときと同じように、椅子にふんぞり返っていた」と苦笑交じりに明かしたように、居心地は悪くなかったようだ。

 この日は、弟子の新小結貴景勝が横綱稀勢の里を破った一番を待たず、2番前の豪栄道-逸ノ城戦の仕切り中に帰宅した。まずは、シンパの錣山部屋付きの立田川親方(36)=元小結豊真将=が通路や駐車場に報道陣がいるかどうかをチェックし、夕刊フジを含め2社しかいないことを確認。その立田川親方の電話が鳴り、何事かを話し合った直後、貴乃花親方が山響親方(47)=元幕内巌雄=と連れ立って通路に姿を現した。

 山響親方に「お疲れ様でした!」と声を掛けられると、満面笑みで「お疲れ様!」と応えハイヤーに乗り込んだ。元日馬富士の暴行事件発覚以降、少なくとも報道陣の目の届く所では常に仏頂面を通し表情を崩すこともなかったが、2カ月以上ぶりに笑顔をみせたことになる。

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