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【清水秀彦 そういうことだろ~】技術はあるがワクワクしない高校サッカーの現状 「戦術を詰め込みすぎ」、田舎の強豪校で都会の子供ばかりのプレーに複雑 (1/2ページ)

 正月スポーツの風物詩、全国高校サッカー選手権は前橋育英(群馬)が初優勝。8日の流経大柏(千葉)との決勝戦はハイレベルだったが、高校サッカー界には見過ごせない問題がある。 (聞き手・久保武司)

 --前橋育英の山田耕介監督(58)は就任36年目。3度目の決勝進出で念願のビッグタイトルを手にした

 清水「彼は俺にとって法大の後輩なんだけど、島原商で教えを受けた長崎総科大付の小嶺忠敏監督(国見高で日本代表FW大久保らを輩出)にならい、高校サッカー界で伝説になるような猛練習を課してきた。日本一になれてよかったよ」

 --決勝戦はJ2よりレベルが高かったのでは

 「それは言い過ぎ(苦笑)。でも下手くそな選手が誰1人としていなかったね。日本の高校サッカーのレベルの高さを改めて実感したよ」

 --高校生はうまくなりましたよね

 「勝つための戦術を徹底してやっているからさ。勝ちにこだわっているから、レベルもどんどん上がる。高校サッカーの強豪校はもはやプロのクラブみたいなものさ」

 --でもJリーグや日本代表で即戦力になるような選手は出てこない

 「その通り。それは、ずば抜けた選手にも勝てる戦術を詰め込むからさ。ハリル・ジャパンだってそうだろ? 『監督に言う通りにやれ』っていうノリ。『勝ちゃいいんだろう大作戦』ではワクワクするような選手は出てこないからね」

 --決勝に出てくる常連校も決まってきた

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