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【編集局から】大きく進化してきたプロ野球の「チャンステーマ」、マイランキングのトップ3発表

 野球場の記者席に陣取ること十余年。大きな進化を遂げてきたと感じるのが、得点圏で応援団が奏でるチャンステーマです。表彰シーズンに合わせて、マイランキングのトップ3を選びました。

 【3位】オリックス「丑男~cowboy~」=選手応援歌も短調の渋い名作が多いが、冒頭ファンファーレの哀愁から一気に引き込まれる。近鉄球団消滅で合併した応援団の作。「悲しみ乗り越え突き進め 真紅と蒼の魂を炎と燃やして」という歌詞が、悲劇を今も胸に刻み続ける。

 【2位】横浜DeNA「ライジングテーマ」=正確には劣勢の試合終盤に流れるピンチテーマ。原曲の木村由姫「Love&Joy」は明るいポップ調だがトーンはがらりと変わり、のっけから「熱く! 立ち上がれ」とシャウトする。ふがいない試合を見せられ、それでも応援をやめられぬけなげなファン心理を歌う「不器用でかっこ悪くても 選手を信じ声をからし」の歌詞がいじらしい。暗黒時代は連日のように流れたが、最近は強くなり聞く機会が減ったのがちょっぴり残念だ。

 【1位】西武「チャンステーマ4」=球団マスコットのアニメ「ジャングル大帝」の楽曲を大胆にアレンジ。サッカー風のロッテ流チャント、日本ハム発の男女別パートなどを取り入れた構成美はプログレを思わせる。聞いて数日間は無意識に口ずさんでしまうほど、耳に残るメロディーだ。(運動部巨人担当・笹森倫)

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