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金本阪神が求める新たな「元気印」に森越が名乗り ファン感謝デーでは白鳥コスで盛り上げ

 若手の底上げでリーグ2位で今季を終えた阪神。金本知憲監督(49)が次に育成を急いでいるのはベンチを活気づける「声だし要員」だ。

 「今年、いちばん(ベンチで)声を出していたのは伊藤隼太と俊介。彼らの声で若手を引っ張ってくれた」

 27日、兵庫県内のゴルフ場で『レッツゴー! タイガースゴルフ2018』(来年1月2日、サンテレビ放送)の収録に参加。今季中2人を“声の戦力”と捉え「(1軍に)残したことがあった」とまでいう。「起用に迷ったときは、そういう選手を優先させるのは悪いことではないと思う」と持論を展開した。

 だが「虎の元気印」としてチームに貢献した新井良太が今季限りで引退。伊藤、俊介も中堅メンバーだ。対照的に若手はというと「どちらかいうと、あまり声が出ていない」とチクリ。「おとなしめの選手が多い」とため息をつく。

 そんな空気を打破できる男がいる。中日を戦力外となり、合同トライアウト参加を経て2015年から加入、今季は守備固めと代走を中心に自己最多の29試合に出場した森越祐人内野手(29)である。

 積極的に声を出しているのはもちろん、今月25日の『ファン感謝デー』では白鳥のコスプレ姿で熱唱、主力選手が集まったトークショーでは川柳で大先輩の福留をイジるなど明るいキャラクターは“買い”だ。

 指揮官のリクエストを伝え聞いた森越は「僕の場合、中日からこっちに来たのである意味、怖いモノはない。一番はプレーを磨いて頑張るが、そういうことなら(声出しも)もっと大事にしたい」と目を輝かせた。

 森越の2軍時代を知る筒井ファーム守備走塁コーチは「ホント、よく盛り上げてくれて何度も助けられた。明るい性格で、今年1軍にいる時間が長くなり(1軍首脳陣も)彼のよさに気づいたのかも」とうなずく。指揮官の期待に応え、虎の声出し隊長となるか。(山戸英州)

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