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阪神、来季4番は新外国人か 失敗連続で疑心暗鬼の指揮官、国際スカウト部の眼力が信用できず

 阪神が4番に期待する新外国人選手の獲得が大詰めを迎えている。有力視されるのは韓国ハンファのウィリン・ロザリオ内野手(28)と、米大リーグ前ダイヤモンドバックスのオズワルド・アルシア外野手(26)だ。

 金本監督は「どちらが入団するにせよ守りには目をつぶるから、30発、100打点をマークできる選手であってほしい」と吉報を待っている。

 ロザリオはメジャー(ロッキーズ)時代に通算71本塁打。昨年から在籍するハンファでは2シーズンで70本塁打。一方、アルシアはメジャーで通算44本塁打。いずれも球団国際スカウト部が現場の要望に沿ってリストアップした大砲だ。

 「実はこの国際スカウト部の眼力が信用できないため、首脳陣は疑心暗鬼になっている。打者の方は失敗の連続だもの。たとえ入団が決まっても手放しで喜べないのが正直なところだろう」と球団OBは見ている。

 今季も4番不在に泣いたのは、頼みの助っ人が不発に終わったせい。元メジャーのキャンベルは僅か21試合の出場にとどまり、打率・191、1本塁打、5打点。急きょ夏場に獲得した元メジャーのロジャースも40試合出場で打率・252、5本塁打、23打点と評判倒れ。最後までオーダーは固定できなかった。

 4番を務めたのは6人。福留の93試合を筆頭に、ロジャース27試合、大山12試合、中谷7試合、原口3試合、糸井1試合。最多の福留自身が「俺が4番を打っているようでは阪神はあかん」と分析するのは、タイプでないのを自覚しているからで、攻撃部門の泣きどころになっている。

 もし来季も開幕スタメン4番に助っ人でなく、休養日が必要な40歳の福留が座るようだと、打倒赤ヘルの夢は遠のく。(スポーツライター・西本忠成)

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