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【清水満 SPORTS BAR】「四捨五入したらゼロ」超ポジティブ姿勢が加わった遼の再ブレークはすぐそこ 進化のために貪欲練習 (1/2ページ)

 男子ツアー「ダンロップフェニックス」の会場に足を運んだ。主役は“世界のMATSUYAMA”である。今季日本ツアー初参戦。たった1試合だけの宴だけに、注目度100%。ギャラリーの熱気も松山一色だったが、拙稿が気になったのは同年代の石川遼だ。

 久しぶりに会った。かなり落ち込んでいるかと思ったら、「ン? 全然平気っすよ」。爽やかな笑顔がそこにあった。米ツアーの撤退を余儀なくされ、世間では日本への“都落ち”といわれていたが、「これもいまの自分の成長の過程…」と気にしている様子は全く見られなかった。

 その言葉通り、ダンロップでは、連続予選落ち5試合という自己ワーストをストップさせた。昨年11月の日本オープン以来、約1年ぶりの決勝ラウンド進出。たかが予選通過…。本来ならニュースにもならないような小さな出来事であるが、いまの石川にとって大きな“心の変化”があった気がする。

 先日、ふと漏らした言葉が、いまの遼の変化を象徴していたように思えた。

 「ミスは、まだまだありますよ。1ラウンドで2つや3つはね。けど四捨五入したら“ゼロ”ですよね。そう考えるのもいいんじゃないですか…」。これまで決してなかった“超ポジティブ”な姿勢だった。

 ゴルフにミスはつきものである。そのミスに対していかに向き合い、クリアしていくか…がテーマになる。そのためには練習しかない。

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