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貴乃花親方、民事訴訟も「第三者立てなければいけないかもしれない」 日馬暴行問題

 大相撲の横綱日馬富士関(33)=モンゴル出身=が平幕貴ノ岩関(27)に暴行し負傷させた問題で、貴ノ岩関の師匠に当たる貴乃花親方(元横綱)が日馬富士関側に対し、民事訴訟などの法的手段を検討する意向を日本相撲協会の事情聴取で示唆していたことが18日、分かった。

 春日野広報部長(元関脇栃乃和歌)によると、一部報道でこの問題が発覚した14日、協会の事情聴取に対して貴乃花親方は「(第三者を)立てなければいけないようになるかもしれない」と発言した。鏡山危機管理部長(元関脇多賀竜)から3日に電話で聞き取り調査を受けた際にも、弁護士に相談している旨を示唆したという。貴乃花親方は、鳥取県警に出した被害届を取り下げる意思がないことも協会側に伝えている。

 提訴すれば、元横綱の現職理事が現役横綱を訴える異例の事態になる可能性がある。春日野部長は14日の聴取で同席した日馬富士関の師匠、伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が貴乃花親方に対し「悪かった。ただ、他の力士もいるから、(訴えるのは)何とか場所後にしてもらうことはできないか」と謝罪したことも明らかにした。

 一方、日馬富士関が鳥取県警の事情聴取に「素手で殴った」と話していることが18日、捜査関係者への取材で分かった。現場の飲食店に居合わせた力士や地元関係者らの証言には食い違いがあり、県警は日馬富士関の聴取を継続する方針。当時の状況や暴行に至った経緯を調べている。

 捜査関係者によると、県警は17日に東京・両国国技館で日馬富士関を聴取。また、同席した関脇照ノ富士関も殴打された疑いがあることが判明。激高した日馬富士関を制止しようとした際に殴られたとみられる。(産経新聞)

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