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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「味」》DeNAの日本シリーズ進出で「シーズンの重み」再考の懸念 CSにアドバンテージは不要 (1/2ページ)

 今季のプロ野球の日本シリーズは、ソフトバンクがDeNAを4勝2敗で退け、2年ぶりの日本一に輝いた。2位に13・5ゲーム差をつけてパ・リーグを制し、他球団を圧倒する戦力を誇ったソフトバンクの日本一は、順当な結果だろう。

 注目したいのは、1998年以来、19年ぶりに日本シリーズに出場したDeNAだ。今季は、セ・リーグ3位。優勝した広島とは14・5ゲーム差がついていた。それでも、クライマックスシリーズ(CS)のファーストステージで阪神を2勝1敗、ファイナルステージで広島を4勝2敗(広島のアドバンテージ1勝を含む)で退けて、日本シリーズにコマを進めた。横浜スタジアムで開催された日本シリーズのチケットは、定価の5倍以上で取り引きされるなど、手に入りにくい状態となった。

 盛り上がりを見せた一方、3位球団の日本シリーズ進出に「シーズンの重みが軽視されている。CSを辞めた方が良いのではないか」という声もよく聞いた。個人的には、この意見には反対したい。CSが球界に果たしている役割は、とてつもなく大きいからだ。

 CSが導入されたことで、消化試合が少なくなり、シーズン終盤まで足を運ぶ観客が増えた。今季は、広島が9月18日に優勝を決めたが、DeNAは4位の巨人とシーズン終盤まで争い、3位が確定したのは10月1日。球場には最後まで多くの観客が詰めかけた。今季のセの観客動員数は初めて1400万人を突破し、両リーグ合わせて2500万人を超えた。さらに、2位以上の球団は、本拠地でのCS開催となり、入場料や放映権料、グッズの売り上げなどを総取りできる。結果、「金持ち球団」以外も潤うことになり、戦力均衡につながっている。

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