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「二刀流は可能」甘言で大谷を誘うメジャー球団の本音 ビッグクラブに試験的余裕無し (1/3ページ)

 「二刀流は(メジャーでも)可能だと思う」。ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長(41)がそう言及したのをはじめ、ポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦する意向を正式に表明した日本ハム・大谷翔平投手(23)に対し、事実上の“ラブコール”が相次いでいる。ただし、メジャーでの二刀流継続は日本以上にハードルが高いのが実情だと多くの関係者が指摘する。「まずはふたつ(二刀流)をやれる環境があるのかどうか話を聞いてみたい」と胸を膨らませる大谷は、甘い誘い文句にだまされないように気を付けた方がいい。

 「(二刀流を)やりたい、やりたいという自分の気持ちだけで通るわけはない。日本ハムの時もそうでしたが、受け入れてくれる態勢や環境があって初めて成り立つものです」

 大谷は11日の記者会見で慎重に言葉を選んだ。逆に言えば、二刀流継続に明確なプランがあるかどうかが来季所属球団を選ぶポイント、とも受け取れる。

 これに対し、ドジャースのフリードマン編成本部長は「二刀流はその能力のある選手であれば可能だ。創造的な日程調整が必要ではあるが」と言及。ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGM(50)も来日し大谷が先発した8月31日のソフトバンク戦(札幌ドーム)を直接視察するなど獲得に色気を見せ、今季限りで解任されたジョー・ジラルディ監督が「彼(大谷)は間違いなく魅力的だ。DHに入ればロースターのスポットに余裕ができ、(従来1人多い)6人で先発ローテーションを組むことが容易になる。これまでと違う戦術が可能になる」と熱弁を振るったこともある。

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