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メジャー争奪戦、大谷は何を基準に所属先選ぶのか? 高校時代からの絆で一歩リードはDバックス (3/3ページ)

 一方、米メディアは新労使協定による25歳以下の国際FA選手に使える契約金がいくら残っているか、などが決め手になるかのような報道が多く、最も枠を多く残しているレンジャース(残り枠金額353万5000ドル=約4億1000万円)や、ヤンキース(同325万ドル=約3億7000万円)が有利との見方が強い。大谷がカネ以外の価値観でチームを選ぶ可能性があるということを、いまだに信じられないようだ。

 実際、カネはともかく、大きな市場を抱える名門チームの魅力は大きい。他にもドジャース、カブス、ジャイアンツ、メッツなど大都市のチームが大谷に明確な興味を示している。

 資金力があるチームはスター選手を抱え、スタンドを満員にし、ポストシーズンの大舞台への近道でもある。プロ選手にとって何ものにも代えがたい。比較的歴史の浅いDバックスとレイズ(ともに1998年創立)にはない、伝統とブランド力もある。代理人のネズ・ボレロ氏も、ビッグクラブと大型契約を結ぶのを得意にしている。

 11日のABCニュースは、「メッツにとって最も必要なタイプの選手。先発ローテだけでなく、ジェイ・ブルース、カーチス・グランダーソンの欠けた打線の穴も埋めてくれるだろうが、すでに契約金に使える枠をだいぶ使ってしまっている。やはり、大谷争奪戦の先頭を走っているのはヤンキース。枠を残しているし、安価で契約できるなら、年俸総額が規定額超過によるペナルティーを払わなくてすむ。田中将大投手もいる。ヤンキースが最も適しているといえる」と報じた。

 14日(米時間13日)から4日間、米フロリダ州オーランドで大リーグのGM会議が開かれる。バレロ氏も参加する予定で、各球団と接触し二刀流へのスタンス、右腕への実際の関心が見えてくるだろう。大谷争奪戦が最初のヤマを迎える。

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