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イチロー、来季はどこへ? 去就決定長期化も 福島氏「マイナー契約も覚悟する必要がある」

 今季、米大リーグのマーリンズでプレーしたイチロー外野手(44)の来季の所属先の行方が注目されている。マーリンズは3日、イチローとの来季の契約を更新しないことを発表。「50歳まで現役を続けたい」と公言しているイチローだが、所属先決定まで長期化することも予想される。(大リーグ取材班)

 イチローが2015年から今季まで在籍していたマーリンズは今オフ、ヤンキースの主力として活躍したデレク・ジーター氏らを中心とする投資家グループに経営権が譲渡された。ジーター氏は、球団の最高経営責任者(CEO)に就任。イチローに関しては200万ドル(約2億2000万円)で契約を更新できるオプションを球団側が保持していたが、ジーターCEOら新経営陣はオプションを更新しない判断を下した。

 今季のイチローは136試合に出場して打率・255、3本塁打。代打など試合途中での出場が多く、「第4の外野手」という位置づけだった。大リーグ評論家の福島良一氏は「マーリンズは経営陣が代わり、若手主体のチームに切り替えようとしている」と指摘。それでも福島氏は「(イチローは)走塁と守備については健在なので、ナ・リーグを軸に移籍先を探るのでは」と分析する。

 イチローはフリーエージェント(FA)となって全球団との交渉が可能だが、注目されるのがかつての古巣であるマリナーズの動向だ。プロ野球のオリックスからポスティングシステム(入札制度)を利用して入団したマリナーズでは01年から12年のシーズン途中まで在籍した。現在は外野陣が手薄なチーム事情もあり、米メディアのヤフースポーツでは「イチロー、次はマリナーズと契約か」との見出しでイチローの去就を特集した。

 一方、「年俸を下げて、マーリンズと再契約する可能性はある」(マイアミ・ヘラルド紙)との指摘もある。いずれにしても、来年10月で45歳という年齢からレギュラーとして獲得する可能性は低いとみられ、福島氏も「FA選手は主力から契約がまとまる傾向があるので、(契約までに)長くかかる可能性がある。マイナー契約も覚悟する必要があるだろう」と話している。(産経新聞)

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