記事詳細

【西本忠成 トラとら虎】阪神・中谷、「間」で潜在能力引き出せ 目立った欠点、打法改造に着手 (1/2ページ)

 阪神の中谷将大外野手(24)が秋季キャンプ(高知県安芸市)で打法改造に着手している。7年目の今季、133試合出場、打率・241、20本塁打、61打点と進化したが、欠点も目立ったからである。

 中でも首脳陣が技術面で指摘するのは「間(ま)」が取れないところで、金本監督はこう分析する。

 「体が突っ込んでいくところにボールが来れば本塁打にできるが、これでは確率は低い。速球にも対処できない。だから体を一度止め、ボールを呼び込むことが一番のテーマになる」

 キャンプでは対策として3つの練習法を取り入れている。(1)意識的に右方向を狙う(2)使用しているバットでノックを打つ(3)通常より6センチ長いロングバットで練習。共通するのは、ボールを呼び込み下半身を使わないとうまくいかないところで、連日金本監督と片岡ヘッドコーチが付きっ切りで指導にあたる。

 周囲がさらなる進化を期待するのは、潜在能力の高さにほかならない。今季20本塁打はチーム最多であるばかりか、生え抜きの右打者では2006年の浜中以来11年ぶりの記録だった。チームにすれば、のどから手が出るほど欲しい生え抜きの4番候補なのである。

 「甲子園は浜風もあって右打者が圧倒的に有利なのは、(左打者の)金本監督も身をもって知っている。いまの課題を克服すれば、狭い球場なら右方向への本塁打も可能になる。30発どころか、もっと量産できる」と球団OBも期待する。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース