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【神谷光男 スポーツ随想】相撲界「まさか二所さんが」の衝撃 持病なく健康意識高かったはずが… (1/2ページ)

 自転車とともに路上に倒れ、一時意識不明になり開頭手術を受けた二所ノ関親方(元大関若嶋津)のアクシデントは衝撃的だった。

 親方は19日夕、部屋のある千葉・船橋市内の路上で倒れているところを通行人に発見された。行きつけのサウナのある入浴施設からの帰りに転倒し、側頭部を強打したものとみられている。

 入浴施設では浴室で倒れ従業員が駆けつけると「大丈夫」と制し、その後休憩室で休んでいる姿が目撃されている。

 当日の首都圏は冷たい雨で気温も12度ほどと真冬の寒さ。「サウナなどから寒い外に出たとき血管が収縮し、血圧が急変して脳卒中などが起こるヒートショックではないか」と、テレビでは医師の解説も聞かれた。

 生活習慣病が気になるメタボな体形の多い親方衆の中で、二所ノ関親方は長身でスラリとしていて持病もなく、日頃はウオーキングなど健康に気を配っている。それだけに「まさか二所さんが」と相撲界に走った衝撃は大きかった。

 幸い4時間半にも及ぶ開頭手術が成功。徐々に快方に向かい、21日には部屋付きの湊川親方(元小結大徹)が、薬の量を減らして自発呼吸を促していることを明かした。

 昭和62年夏場所で引退後、平成2年に松ケ根部屋を興し、同26年12月に二所ノ関を襲名した親方は、現在幕内の松鳳山ら12人の弟子を指導している。

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